たこや魚の目は、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。
たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、痛みはありません。魚の目は肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯をもっているため、歩く度に刺激されて痛みが走ります。
また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)というイボの一種で、これを魚の目と勘違いすることがあります。しかし、これはイボウイルス性の腫瘍であり、知らずに削って、かえって患部を広げてしまうことがありますので、この鑑別をきちんとつけるためにも、皮膚科への受診をお勧めします。